トルコ旅行記4 ブルサ
2010年 04月 29日
ブルサはイスタンブールからバス(フェリーつき)で4時間。
ウルっていう山のふもとの温泉地。
イスタンブールで
これからブルサにいくよというとみんなそりゃいいとこだと言うよ。
カッパドキア12時間バスのくたくた旅のあと
バスのオドガル(ターミナル、トルコではテルミナル)のロカンタで
猫をみながら朝ごはんをたべてこのままブルサへいくことにした。
メトロで移動し駅から海を目指して高速フェリーのりばへ。
いい時間がないので移動手段変更!こういうのが楽しい。
学生さんに教えてもらい鉄道で移動。世界の車窓からみたい。
そしてアジア側のオドガルへ20分フェリーにのる。
船にはカフェもあるしデッキには太陽と風を浴びにお客さんがいっぱい。
愉快なお父さんと息子とおじさんたちと話しをした。
日本の建設会社とトルコで大きな橋や海底トンネルをつくっているよと
とても誇らしげに語っていた。息子に私は銀歯を褒められた。えへへ。
信頼のメトロ社でブルサまでチケットを買うとバスは2階建てだった。
しばらくいくとバスごとフェリーにのる。もちろんバスを降りてもいいから楽しい。
そしてバスに揺られてオトガルで市内バスへ乗り換える。
初日はブルサの中心部からさらにバスでのぼりチェキルゲという温泉街へ。
カッパドキアのおじさんがブルサへいくならと教えてくれたの。
温泉というだけあってハマムには浴槽もあります。
早速地図と勘を頼りに温泉つきホテル(格安)を発見。
ここは温泉が1時間貸しきり!早速日本式にゆっくりつかる。
ぬるめのいいお湯でした。
湯上がりは夕暮れ散歩がてらふらりレストラン。そして街並みを下に眺めてワインを。
翌日は坂を下ってカラギョス博物館へ。水曜日は上演もやってるからね。
カラギョスは牛の皮でできた薄い透けた人形をあやつる影絵。
かわいい人形をみてから11時の上演時間までぼんやりお外で待つ。
ここら辺は緑もいっぱい、ライラックもいっぱい、椅子もいっぱいで
のんびりポイントだ。
ところが、私達とおじいさんと孫の4人では上演はしないと言い出した。
私達は荷物も預かってもらったしのんびりしたしであきらめたころ
このイスタンブールからきたおじいさんが怒り出した。
孫は楽しみにしてるし、この人たちは日本からきてるぞと。
おじいさんにいいから座りなさいと劇場に座らされると
にこやかなカラギョスおじさんがきて急遽上演がはじまったのだ!
幼稚園くらいの孫は大喜び。
どうやらカラギョスは主人公の名でもうひとり乱暴な男がでてくる。
カラギョスはそいつにボーンボーンとなんども投げ飛ばされる。
でも木から変な虫がブーンときてその男を掴んで飛んでいって
再び戻る時は男が馬や鶏やちょうちょに変えられるのだ。
そしてフィナーレはたくさんの人形がならんでおどる。
かくかくと足がうごくのがおもしろい。名人芸だ。
とっても楽しかった。上演後スクリーンの裏にも案内してもらった。
音楽にあわせて、太鼓やタンバリンは生演奏だし
2人の男の台詞はカラギョスおじさんが一人で演じた事が発覚。
本当は上演にはお金がかかるんだけどおじいさんがいいからと払ってくれた。
なんでこんなにやさしいんだろう。ありがとう。カラギョスの恩人。
カラギョスのマネをしながら中心部の宿に向かう。
全荷物をもってやすみやすみ1時間半くらいは歩いた。とにかく歩いた。
歩くとなんだかなじんできた気がする。私からか街からか。
中心部では学生さんたちに口々ハローハローと声をかけられた。
すんなりみつかったホテルはシャワートイレ共同だったが隣はハマム。
荷物をおろすとすっかりかるくなっていざ散歩。
ウルジャーミーは噴水のあるお祈りの建物。その周りにお店がいっぱい。
今日はついてる。おじさんがあめをくれた。
こちらは素朴なタオルの刺繍や編み物がかわいい。
カラギョスの専門店へいって今見て来たのというとチャイをごちそうになった。
あんまり気に入ったので額に入った人形を買うと。
カラギョスともう1人の男の名前を忘れないように書いてくれた。
夜はホテルの人に誘われてセマーダンスを見に行く。
無料。今日は本当にみんなが親切。ありがとう。
セマーダンスは男の人(子供もいます)が長い帽子とスカートで
生演奏にのせて20分くらいひたすらくるくる回る。
スカートがなびいて2階でみていると本当にうつくしく不思議な気分だった。
イスタンブールでみたよりも何人も回るのでこっちのほうが素敵。
おみやげにDVDまで頂いてしまった。
一緒に見に行った韓国の方もとってもフレンドリーで
旦那が日本語を勉強してるのと電話を持たされ、その旦那と電話で話をした。
2度とあわない私にも旦那を紹介してくれるなんてとちょっと素敵。
しばらくは部屋でもセマーダンスを踊ってた。
となりのハマムは残念ながら男性専用で行けなかったけど
ここにきて本当によかったなあとくるくるくる。
イスタンブールへ戻るフェリーで知り合った小さいMr.ビーン風の彼は
ちょっと変わり者で周りの人も売店のひとも一目置くユニークな存在だった。
ちょっとさみしがりな彼(21才)に私達は気に入られたらしく
チャイをごちそうになり(ニセ札じゃないの?ドッキリにかかってた)
会話は全く噛み合わなかったけれど一緒にいると
私達もなんだか注目されて最後はみんなで一緒に笑ってた。
トイレは案内してくれるし、タバコは吸おうよとさしだしてくれるし、
イスタンブールにつく頃は専属乗務員のようだった。
それでもいやな気はしなかった。純朴そうな毎日いい発見してそうな
目がきらきら時にきょろきょろしてたからね。
ブルサは私の特別お気に入りの所になった。
たくさんいろんなひととおしゃべりをした。
気温も人もあったかいし、旅行の中でも本当にのびのびできた。
ここはまたくる。おばあちゃんになってからもまたくる。
あと大満足のごはんのことを書こうと思う。書いておきたい。
ウルっていう山のふもとの温泉地。
イスタンブールで
これからブルサにいくよというとみんなそりゃいいとこだと言うよ。
カッパドキア12時間バスのくたくた旅のあと
バスのオドガル(ターミナル、トルコではテルミナル)のロカンタで
猫をみながら朝ごはんをたべてこのままブルサへいくことにした。
メトロで移動し駅から海を目指して高速フェリーのりばへ。
いい時間がないので移動手段変更!こういうのが楽しい。
学生さんに教えてもらい鉄道で移動。世界の車窓からみたい。
そしてアジア側のオドガルへ20分フェリーにのる。
船にはカフェもあるしデッキには太陽と風を浴びにお客さんがいっぱい。
愉快なお父さんと息子とおじさんたちと話しをした。
日本の建設会社とトルコで大きな橋や海底トンネルをつくっているよと
とても誇らしげに語っていた。息子に私は銀歯を褒められた。えへへ。
信頼のメトロ社でブルサまでチケットを買うとバスは2階建てだった。
しばらくいくとバスごとフェリーにのる。もちろんバスを降りてもいいから楽しい。
そしてバスに揺られてオトガルで市内バスへ乗り換える。
初日はブルサの中心部からさらにバスでのぼりチェキルゲという温泉街へ。
カッパドキアのおじさんがブルサへいくならと教えてくれたの。
温泉というだけあってハマムには浴槽もあります。
早速地図と勘を頼りに温泉つきホテル(格安)を発見。
ここは温泉が1時間貸しきり!早速日本式にゆっくりつかる。
ぬるめのいいお湯でした。
湯上がりは夕暮れ散歩がてらふらりレストラン。そして街並みを下に眺めてワインを。
翌日は坂を下ってカラギョス博物館へ。水曜日は上演もやってるからね。
カラギョスは牛の皮でできた薄い透けた人形をあやつる影絵。
かわいい人形をみてから11時の上演時間までぼんやりお外で待つ。
ここら辺は緑もいっぱい、ライラックもいっぱい、椅子もいっぱいで
のんびりポイントだ。
ところが、私達とおじいさんと孫の4人では上演はしないと言い出した。
私達は荷物も預かってもらったしのんびりしたしであきらめたころ
このイスタンブールからきたおじいさんが怒り出した。
孫は楽しみにしてるし、この人たちは日本からきてるぞと。
おじいさんにいいから座りなさいと劇場に座らされると
にこやかなカラギョスおじさんがきて急遽上演がはじまったのだ!
幼稚園くらいの孫は大喜び。
どうやらカラギョスは主人公の名でもうひとり乱暴な男がでてくる。
カラギョスはそいつにボーンボーンとなんども投げ飛ばされる。
でも木から変な虫がブーンときてその男を掴んで飛んでいって
再び戻る時は男が馬や鶏やちょうちょに変えられるのだ。
そしてフィナーレはたくさんの人形がならんでおどる。
かくかくと足がうごくのがおもしろい。名人芸だ。
とっても楽しかった。上演後スクリーンの裏にも案内してもらった。
音楽にあわせて、太鼓やタンバリンは生演奏だし
2人の男の台詞はカラギョスおじさんが一人で演じた事が発覚。
本当は上演にはお金がかかるんだけどおじいさんがいいからと払ってくれた。
なんでこんなにやさしいんだろう。ありがとう。カラギョスの恩人。
カラギョスのマネをしながら中心部の宿に向かう。
全荷物をもってやすみやすみ1時間半くらいは歩いた。とにかく歩いた。
歩くとなんだかなじんできた気がする。私からか街からか。
中心部では学生さんたちに口々ハローハローと声をかけられた。
すんなりみつかったホテルはシャワートイレ共同だったが隣はハマム。
荷物をおろすとすっかりかるくなっていざ散歩。
ウルジャーミーは噴水のあるお祈りの建物。その周りにお店がいっぱい。
今日はついてる。おじさんがあめをくれた。
こちらは素朴なタオルの刺繍や編み物がかわいい。
カラギョスの専門店へいって今見て来たのというとチャイをごちそうになった。
あんまり気に入ったので額に入った人形を買うと。
カラギョスともう1人の男の名前を忘れないように書いてくれた。
夜はホテルの人に誘われてセマーダンスを見に行く。
無料。今日は本当にみんなが親切。ありがとう。
セマーダンスは男の人(子供もいます)が長い帽子とスカートで
生演奏にのせて20分くらいひたすらくるくる回る。
スカートがなびいて2階でみていると本当にうつくしく不思議な気分だった。
イスタンブールでみたよりも何人も回るのでこっちのほうが素敵。
おみやげにDVDまで頂いてしまった。
一緒に見に行った韓国の方もとってもフレンドリーで
旦那が日本語を勉強してるのと電話を持たされ、その旦那と電話で話をした。
2度とあわない私にも旦那を紹介してくれるなんてとちょっと素敵。
しばらくは部屋でもセマーダンスを踊ってた。
となりのハマムは残念ながら男性専用で行けなかったけど
ここにきて本当によかったなあとくるくるくる。
イスタンブールへ戻るフェリーで知り合った小さいMr.ビーン風の彼は
ちょっと変わり者で周りの人も売店のひとも一目置くユニークな存在だった。
ちょっとさみしがりな彼(21才)に私達は気に入られたらしく
チャイをごちそうになり(ニセ札じゃないの?ドッキリにかかってた)
会話は全く噛み合わなかったけれど一緒にいると
私達もなんだか注目されて最後はみんなで一緒に笑ってた。
トイレは案内してくれるし、タバコは吸おうよとさしだしてくれるし、
イスタンブールにつく頃は専属乗務員のようだった。
それでもいやな気はしなかった。純朴そうな毎日いい発見してそうな
目がきらきら時にきょろきょろしてたからね。
ブルサは私の特別お気に入りの所になった。
たくさんいろんなひととおしゃべりをした。
気温も人もあったかいし、旅行の中でも本当にのびのびできた。
ここはまたくる。おばあちゃんになってからもまたくる。
あと大満足のごはんのことを書こうと思う。書いておきたい。
by narimaiji | 2010-04-29 04:11 | 旅